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エディブルガーデン・エディブルキャンパス

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活動の目的と内容

 本ユニットでは、大学内での緑化に取り組みつつ、「エディブルキャンパス(食べられるキャンパス)」の構築を目指す。キャンパス内に点在する隙間的空間や農地をフィールドに、学生、教職員、さらには、障がいのある方々を含めた地域住民、企業など多様な人々がともに連携しながら、植物を活かした健康的で満足度の高い職場環境・学習環境を実現することを目標とする。具体的には、「エディブルキャンパス」のパイロット事業として、本部棟裏スペース含め、キャンパス内のスペースにおいて、食べられる植物等を配置した憩いの場となる庭づくりを進めつつ、それを多方面に展開できるように、日照の多寡や土壌の種類によって、植生や生育状況、それに伴う人の関わりがどのように異なるかを調査分析する。また、こうした場づくりの副次的効果として、教職員や学生の交流によりキャンパスの活性化を図ることも期待でき、多様性の推進にもつながる。そうした人の賑わいや楽しさを可視化することによって、場づくりに関する効果的な条件を解明していくことも検討している。

地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか

 学生や教職員がキャンパスを対象に、「心地よいみどり」を作り出していく取り組みではあるが、大成建設やLocalistとの産学連携を通じる過程で、学外の地域においても応用できる知見を収集することができる見込みである。本ユニットの成果を、学内のみならず、将来的には、地域住民とともに、大学周辺地域にも波及させることで、たとえば、常盤台周辺や羽沢横浜国大駅周辺の景観形成とその活動を通じた地域と本学との相互理解情勢に貢献することを期待している。 
したがって、本ユニットは外部機関との産学連携を伴いつつ、また、その成果の社会還元にあたって、地域連携を進めることができると考えられる。                     
                                                          

メンバー

活動代表者:池島 祥文  (国際社会科学研究院)
学内分担者:鏡味 麻衣子(環境情報研究院)
      南 俊允   (都市イノベーション研究院)
連携研究員:有吉 亮    (Localist)
      西岡 隆暢   (Localist)                            学外協力者:屋祢下 亮   (大成建設技術センター)
      渡邊 敬太   (大成建設技術センター)                                           

(担当:地域連携推進機構)

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