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イノベーション創出を目指す学生の地域連携活動のプラットフォーム

活動の目的と内容

 学生によるイノベーション創出を目指し、学生主体となる活動のプラットフォームを提供するイノベーションプラットフォーム(略称:i-Plat)活動を行う。学生は、これまでのi-Plat活動同様、活動主体となるチームを作り、以下のようなチーム毎に活動する。

① 学部・学府をまたがる学部生・大学院生による連携を主体として、理工系・都市科学系メンバーが各々持ち寄る技術シーズを活かしたYNU-VRマップの作成を継続、その利活用シーンを探りながら、VRデータ設計技術による価値の創出を目指す。
具体的には、大学案内などでの活用に向け、入試課や広報課などと連携してより実用性を高めるための詳細設計を詰めると共に、建物内部のコンテンツの作成も検討し、用途開発に取り組みながら価値を創造していく。
現在、横浜未来機構との連携を推進しており、並行して、引き続き連携地域への利用拠点の拡充やシステムの拡張による町興しへの貢献を模索する。

② 地域社会の課題解決に繋がるイノベーションの創出のため、今後もプラットフォームとしての機能を維持しながら、横浜未来機構会員企業などと積極的に交流の機会をもち、次のテーマを模索していく。
特にメタバースへのアプローチは、時代に即したトピックであるだけではなく、その可能性を探り、効果を明らかにするという研究的な見地からも大学に期待されるものであり、「学び×横浜未来メタバースプロジェクト」をはじめとした学外各所と議論の場を設けることで知識・知恵の獲得やコンセプトの醸成に努め、テーマを検討する際の基軸とすると共に、連携の可能性も探っていく。

地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか

上記活動内容において、

① まずは、ツールとしてのYNU-VRマップの作成を継続し、その過程で様々な問題点を抽出、明らかになった課題を解決して、マップの作成方法を確立する。
その上で、マップの範囲を周辺地域や商店街へと拡大、地域における課題の解決や連携推進に繋がる利用方法を提示し、有効なツールとして利活用してもらうことにより、地域社会に貢献することを目指す。

② 発展的には、メタバースを価値の創出および提供の場と位置付け、その可能性を見極めた上で、地域課題の解決のための利用法を探っていくが、その途上においても、横浜市と地域の企業が共同で主催する、あるいは地元自治体などが主催するイベントに参加、出展することにより、地域の活性化に貢献する。

③地域課題に興味を持つ学生を主体としたチームを作り、自治体(神奈川県)と協力して、関連する公設試験研究機関と座談会などを開いて、地域の課題を共有し、それに対する学生からの提案により、課題解決の糸口を探すと共に、個別のプロジェクト立ち上げにより、課題解決によりもたらされる地域への利益を検証する。

メンバー

活動代表者:為近 恵美 (地域連携推進機構 成長戦略教育研究センター)
学内分担者:木内 恵子 (地域連携推進機構 成長戦略教育研究センター)
      望月 雅之 (地域連携推進機構 成長戦略教育研究センター)
      小清水 実 (先端科学高等研究院)
      湯沢 雅人   (地域連携推進機構 成長戦略教育研究センター)     
学外協力者:盛一 志仁  (SONY株式会社)
      前田 俊太朗 (株式会社HYPER CUBE

(担当:地域連携推進機構)

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