エディブルガーデン・エディブルキャンパス
活動の目的と内容
本ユニットでは、「エディブルキャンパス(食べられるキャンパス)」の構築を目指す。学生、教職員、地域住民、企業など多様な人々がともに連携しながら、キャンパス周辺に緑地を生み出することを目標とする。これまで本学の正門横スペース、本部棟裏スペース、経済学部付近スペースをはじめ、キャンパス各所にて、憩いの場となる庭づくりを進めてきた。また、羽沢横浜国大駅から本学までの通学路ルートの一部を示す取り組みも進めてきた。
R7年度においては、学外における空間において、エディブルな緑資源を用いたコミュニティづくりへの展開につなげる。第1に、駅と本学の間の通行ルートを、植栽を用いて示す取り組みに着手する。第2に、神奈川県真鶴町にある臨海環境センターは本学キャンパスのひとつでもあるため、臨海環境センターと地域との連携活動において、水産資源もまたエディブル資源として活用する。
地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか
「心地よいみどり」を作り出していくことで、学内での学生や教職員の「憩いの空間創出」にとどまらず、学外において、本取り組みを展開することで、本学と地域とのつながりをより具体的に生み出すことができると考えられる。羽沢横浜国大駅と本学を結ぶ経路にエディブルな緑を配置することで、地域と本学のつながりを醸成するとともに、駅から大学までのルートを示すサイン設置を代替できる可能性がある。また、真鶴町での地域連携にもエディブルの知見が応用されることで、ブルーエコノミーの新たな形を模索することができる。本ユニットは、地域資源を外部機関との産学連携を伴いつつ、また、その成果の社会還元にあたって、地域連携を進めることができると考えられる。
メンバー
【活動代表者】
池島 祥文 (国際社会科学研究院・総合学術高等研究院)
【学内分担者】
下出 信次 (環境情報研究院・総合学術高等研究院)
【学外協力者】
有吉 亮 LocaliST
西岡 隆暢 LocaliST
鈴木 勉 edn101
(担当:地域連携推進機構)
地域連携推進機構
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