子どもの成育環境デザイン
活動の目的と内容
保育施設や療育施設など室内外の子どもの成育空間を対象として、地域の子どもの健全な成長・発達を促すための建築・都市の空間計画のあり方や支援方策を、科学的かつ実践的に考究することを目的とする。横浜等の都心・郊外の保育施設における調査に基づき、実践的な建築環境の改善策を講じながら、子どもや保育者にとって良好な施設計画の在り方をソフト・ハードの両面から整理・提示し、その結果を広く発信することを目指す。さらに、各地域の配慮が必要な子どもを含む、すべての子どものwell-beingの確保を目指した建築・都市空間の課題に対しても研究および実務の両面から取り組む。
地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか
横浜都心は商業地域に住居エリアが点在する構造であるため、居住環境としての課題が多く存在する。子どもの成育環境としてみた場合、屋外は局所的な強風や夏季の暑熱環境、騒音や排気ガスなど多くの問題が同時に存在し、室内もまた同様である。「横浜市中期計画2026~2030」では14の政策の1つに「子ども・子育て」が掲げられ、保育の量的拡充から質的向上が課題として示されているが、成育空間の物理的な環境の質には触れられておらず、建築・都市に対する良好な成育環境デザインの指針を実践的に示すことは極めて重要である。また、良好な建築・都市空間を目指す上で、現状の学術分野では単一の環境要素しか扱えないが、当該ユニットの活動は、複合環境の課題を総合的に捉えると共に、実務者の参画により、より実現性の高い改善策の提示が可能となる。
メンバー
【活動代表者】
田中 稲子 (都市イノベーション研究院・総合学術高等研究院)
【学内分担者】
泉 真由子 (理事(副学長)・教育学研究科・総合学術高等研究院)
種市 慎也 (都市イノベーション研究院)
【学外協力者】
松橋 圭子 (東京都市大学人間科学部・准教授)
片岡 寛子 (電気通信大学・特任准教授)
船場 ひさお (駿河台大学・教授)
野口 紗生 (一社 こどものための音環境デザイン)
村上 和子 (一社 園Power)
小西 恵 (一社 園Power)
伊藤 弓子 (社会福祉法人あおい会・理事長)
大竹 みどり (杜ちゃいるど園・園長)
三輪 律江 (横浜市立大学・教授)
佐藤 久美子 (相模原市立療育センター 陽光園)
【学内協力者】
胡 怡賢 (大学院都市イノベーション学府 博士課程後期)
(担当:地域連携推進機構)
地域連携推進機構
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