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常盤台まちづくり応援団

ユニットの活動内容

 横浜国大西門前に2009年に建設された横浜市常盤台地域ケアプラザ・コミュニティハウスの建築と運営の計画・企画について、2008年に建築計画研究室が「常盤台まちづくり応援団」を名乗り、自主的に地域の住民に呼びかけて「常盤台地域ケアプラザを契機とした老後も住み続けられるまちづくりワークショップ」(地元では通称「国大ワークショップ」として定着)を開始した。毎年3~4回ペースで継続的にこれまでに計28回実施してきており、住民と一緒に地域の高齢化に対応する課題を考え行動している。
 ケアプラザ建設の計画から始まり、諸室や外部空間の有効な使いこなし方、バリアフリーや防災のまちづくり、地域や大学キャンパスの点検、地域支え合いマップづくり、介護施設の地域化、助け合い人材バンク、空き家空き部屋の活用など、これまでに住民の意見の抽出と対応方法を住民自ら考え実行するためのワークショップやイベント、地域調査などをおこなってきた。
 今後も継続的に、住民と一緒に高齢化に関する地域課題を学び自ら調査し考えるためのプラットフォームとして活動している。本年度は、空き家・空き部屋の利活用を基本テーマとして、高齢者・学生ホームシェアによる見守り実施に結びつけるワークショップを始めており、2017年度秋からは、9月9日、10月28日、12月2日の3回実施、2月17日実施予定。

メンバー

活動代表者:大原 一興新しいウィンドウが開きます (都市イノベーション研究院)
 分担者等:藤岡 泰寛(都市イノベーション研究院)
  【学外】古城 高之(常盤台地域ケアプラザ所長)
      石川 源七(常盤台連合町内会長)

学外連携先

 常盤台地域ケアプラザ、常盤台連合町内会ほか周辺町内会には、当初から企画と実施に協力してもらい、活動に参加してもらっている。
 ホームシェアに関しては、とくに京都府住宅課の事業「ソリデール」との情報提供と交流を得ていることや、鎌倉市今泉台地域におけるシェア体験実験などの知見など、他地域の類似活動ともリンクさせている。

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