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立位機能検査の体験会を開催しました
旭区左近山地域ケアプラザにおいて、市沢地区および左近山地区の保健活動推進員の方々を対象に、2023年9月21日(木)に立位機能検査の体験会を開催しました。
左近山地域ケアプラザとの連携事業とし
て開催した今回の体験会は、本学環境情報研究院の島圭介准教授らが開発した世界初の技術(ヒトがカーテンや紙などに指先で軽く触れていると安定して立てたり、転倒しにくくなったりする現象(ライトタッチ現象)に着目し、この現象を再現する装置を用いて転倒リスクを「立位年齢」として見える化する技術)を、地域においてどのように活用できそうか意見交換を行うことを目的に開催されました。
開催概要(地域ケアプラザ作成)
体験会では、地域課題実習「転倒しない街共創ラボ「こらぼ」」から、修士1年の小川康太さん、学部1年の丹羽里歩子さんが参加し、活動の目標や装置の特徴などについて説明を行ったのちに実際に一人ずつ立位年齢を測定しました。
測定結果の説明 測定後の意見交換
保健活動推進員の方々は、普段から地域の健康づくり活動の推進役として、また、市の健康づくり施策のパートナー役として地域において活動されている方々であり、地域において立位機能検査をどのように活かせそうか具体的なアイデアを含めて、様々な観点から貴重な意見が出されました。
いただいた意見をふまえ、総合学術高等研究院の小林知恵特任教員より、今後のさらなる活動に活かしていきたい旨の説明がありました。
関連リンク
転ばないまちづくりのための技術融合型リビングラボ 「こらぼ」
(担当:地域連携推進機構)