「海まちラボ 海トーク」が9月14日(日)に開催することが決定しました!
※本イベントにはお申し込みが必要です。詳細については後日公開します。
□テーマ:「温暖化と台風と海 〜台風の脅威と恵み、横国大TRCの挑戦〜」
□日時:2025年9月14日(日)午後4時30分〜6時30分
□会場:真鶴ピザ食堂KENNY(JR真鶴駅前)
□講師:
横浜国立大学台風科学技術研究センター 准教授 吉田龍二氏
国立環境研究所 研究員 土屋健司氏
□内容:
温暖化による海水温の上昇による台風の強化は、災害を通じて私たちの生命や生活により大きな被害を与える可能性が危惧されています。台風は、私たちに被害をもたらす「脅威」の部分が多く、「恵み」としては大雨による水不足の解消くらいしかイメージできないかもしれません。本学では、2021年に「台風科学技術センター(TRC)」を設立し、台風の科学的な研究を通じた災害の低減だけでなく、台風のエネルギーを利用して発電を行うイノベーションも目的にしています。さらに、台風は海の中を激しく上下にかき混ぜると同時に、陸域から雨水を大量に海へ流し込むため、通過後には植物プランクトンの光合成が活発化し、海の生産が一時的に高まることが知られています。
今回は、台風と海洋生産の専門家をお迎えし、台風制御とエネルギー活用の最新の取組と、真鶴で実施された台風による海の生産性向上の研究について話題提供をしていただきます。
台風と海の関係を理解し、温暖化が進行する未来に備え、地域社会としてどのような取組が可能かを一緒に考えましょう。
〈海まちラボとは〉
真鶴の海の豊かさや魅力をさまざまな形で実感し、環境や持続可能利用について考えていただく機会として、ご参加いただくプログラムです。
「海トーク」はその一環として、座学スタイルの講座を行い、毎回講師をお迎えして地域の海の魅力をお話しいただきます。
(担当:地域連携推進機構)