7月7日、小田原市において医学的知見に基づく「森林浴体験」が実施されました。
　この取り組みは昨年度末から、本学も関わるあしがら地域振興協会（代表加藤郁夫氏）が中心に進めており、小田原イノベーションラボ等も活用して、学生を含む多くの方々への教育活動も行ってきております。

　専門家としては医学分野における森林浴の権威であられる、李卿臨床教授（日本医科大学付属病院）に継続的に専門的知見を頂いております。
従来の一般的な森林浴・保健活動との大きな違いは、李教授らによる長年の科学的知見に基づき、森林浴が身体にもたらす効果をエビデンスとして定量化し得る点にあります。
　アフターコロナの時代において、地域の身近な資源である森林が人々の健康に及ぼす効果のさらなる検証が求められており、同時にこうした森林浴が地域社会にもたらす様々な効果について、本学でも今後連携して明らかにすることを目的にしております。

【参照：「森林浴」李 卿 （日本医科大学付属病院 臨床教授）著】

(担当：地域連携推進機構)