保育関係者・建築関係者を対象に2023年12月16日（土）に子ども成育環境デザインセミナー「保育施設の換気を考える～ビル内保育園の排煙窓に着目して～」を開催しました。

当日は、ネクストアーバンラボ「子どもの成育環境デザイン」ユニットが2020年から行ってきたビル内保育園の換気不足解消に向けた開口部改修に関する活動報告を行ったほか、建築設計関係者としてSOU建築設計室の清水義文氏や計画工房の村上美奈子氏、保育事業関係者として社会福祉法人あおい会の伊藤弓子理事長を交えてディスカッションを行い、アフターコロナの保育施設の環境づくりについて議論を深めました。

当日はオンラインで27名の方にご参加いただき、オンデマンド視聴希望者56名には後日配信を行いました。参加者からは「日常的な窓開け換気が必要であることを改めて感じた」や「ビル内保育園の室内環境について保育者側からの意見をうかがえ参考になった」などのコメントが寄せられ、ビル内保育園の環境の課題や換気の重要性を共有することができました。今後は療育現場の音環境について関連セミナーを開催する予定です。

建築士と保育事業関係者、研究者によるディスカッション風景

(担当：地域連携推進機構)