2026年7月18日(土)、2026年度第1回てくてくてっくワークショップ「運動として歩ける環境点検」を開催しました。
今年度は、新湘南共創キャンパスでの開催に加え、実際に地域へ出て活動する新たな試みに取り組んでいます。その第一歩として、今回は昨年度に開設された村岡市民センターを会場に実施しました。
当日は、20歳代以下から70歳代以上まで、幅広い世代の皆さまにご参加いただきました。参加者アンケートでは、9割の方から「満足」との回答をいただき、新たな地域で展開する「てくてくてっく」の可能性を感じる機会となりました。
はじめに、横浜国立大学教育学部の時野谷勝幸助教から、「歩くことの重要性について」をテーマにミニレクチャーを行っていただきました。日常生活の中で歩くことが心身の健康にもたらす効果について学び、まちを「運動として歩くためのフィールド」として捉える視点を共有しました。
<講師によるレクチャーの様子>
レクチャー後は、参加者がグループに分かれて村岡地区を歩き、「安全に歩ける場所か」「休憩できる場所があるか」「歩きたくなる魅力があるか」という3つの観点から、地域の歩行環境を点検しました。
まち歩きでは、住宅街の交差点や歩車道、線路沿い、高架下などを実際に確認しました。舗装の状態や車両との関係に加え、木陰や高架下の涼しさ、休憩場所の有無など、運動として歩くことを助ける要因と妨げる要因の双方に目を向けました。
<歩車道の舗装の点検>
<写真:運動としての歩行を妨げる要因 舗装の欠損>
<線路沿いを点検する様子>
<住宅街の交差点を点検する様子>
<住宅街にある基幹道路を点検 意外と涼しい>
<工場地域の点検 運動としての歩行を助ける自販機>
グループワークでは、まち歩きで気づいた内容を「安全」「休憩」「魅力」の項目別に付箋へ書き出し、点検した場所に対応させて大きな地図上へ貼り出しました。付箋の位置や集まり方を見ながら、どのあたりにどのような特徴や課題があるのかを話し合うことで、地域の歩行環境を具体的に見える化しました。
<点検内容を書き出し地図にまとめるワークの様子>
「地域に住んでいるが、初めて歩いた道があった」
「普段利用している道でも、ほかの人の視点が加わることで違った場所のように感じられた」
参加者からは、上記のような感想が寄せられました。歩くことは健康づくりにつながるだけでなく、地域の新たな魅力や課題を発見するきっかけにもなることを、参加者の皆さまと一緒に確かめることができました。
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。今年度も「てくてくてっく」では、地域を歩くことを通して、健康づくりと地域の魅力の再発見につながる機会をつくっていきます。
(担当:地域連携推進機構)



