東日本大震災から12年となる直前の3月10日、地域課題実習プロジェクトの一つとして岩手のリアルな情報を学生目線で発信する活動を展開している「岩手らばーず」が、岩手県陸前高田市の被災跡地に、地元の中学生が卒業記念として椿の苗木を植えるプロジェクトのサポート・ボランティアとして活躍しました。

　「岩手らばーず」は、活動を始めた昨年春から三陸沿岸での活動を希望していましたが、一般社団法人レッドカーペット・プロジェクトや岩手大学ボランティアチーム「ここより」の皆様のご協力をいただき、念願の活動の一歩を踏み出すことができました。

　レッドカーペット・プロジェクトは、津波で被災し未活用となった土地に陸前高田市の花「椿」を植えて『赤いじゅうたんを敷こう』という活動です。2020年に一般社団法人化されたこのプロジェクトは、現在岩手大学4年生の吉田雪希さんが代表理事を務め、被災跡地の20年後、30年後を見据えて、着実に活動の輪を広げています。

　「岩手らばーず」のメンバーは植樹サポートの前後に、様々な形で復興に取り組む方々のお話を聞いたり、その現場を見たり、津波伝承館を訪れるなど、たくさんの貴重な体験をしました。今後、横浜から何ができるのか、自分達は何をしていったら良いのかなど、しっかり考えて、新たな活動につなげてくれるものと思います。

レッドカーペット・プロジェクトの活動は、こちらから確認ください。
https://www.facebook.com/BanzaiFactory.RedCarpet.Project

(担当：地域連携推進機構)