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「夏の涼しい住まい講座」と「冬の暖かい住まい講座」を開催しました (Next Urban Lab「郊外居住のクリエイティビティとサステイナビリティ」ユニット活動報告)

 左近山エリアに居住する方々を対象に、2022730日に「夏の涼しい住まい講座」、同年1217日に「冬の暖かい住まい講座」を開催しました。

 これらは、講座内容や体験プログラムを左近山地域ケアプラザとの連携事業として共同開発したものであり、ネクスト・アーバン・ラボ「郊外居住のクリエイティビティとサステイナビリティ」ユニット(代表:都市イノベーション研究院 藤岡泰寛 准教授)の活動の一環として行われたものです。

 「夏の涼しい住まい講座」は、本年度がはじめての企画となり、本学の薩本弥生教授(家政学、被服環境学)の協力も得て実施されました。講座当日は約15名の住民参加のもと、夏の暑さと住まい・着衣の関係についての基礎知識を学び、着衣や素材の違いと温度との関係を体験したり、すだれやグリーンカーテン、水まきの工夫による温度変化を体験したりしました。

藤本教授によるレクチャ.jpg グリーンカーテン.jpg                    ●●●薩本教授によるレクチャ        グリーンカーテン

 「冬の暖かい住まい講座」は、地域ケアプラザでの2年間の連携事業をふまえ、はじめて地域に出向いて開催された出前講座(9名参加)となりました。ユニットの研究成果を用いて、田中稲子研究室(建築環境工学)の修士2年可児綾加さんが高経年住宅のヒートショックリスクの高い室内環境の実態について説明した後、住まいの暖かさを見直す簡単な工夫について藤岡泰寛 准教授(建築計画学)が解説しました。最後のワークショップでは、窓、壁、床、浴室・脱衣所などの場所別に住まいの工夫と効果を体感・意見交換しながら、冬の住まいの寒さを回避する重要性について確認し合いました。

3_ワークショップの様子1.jpg 4_ワークショップの様子2.jpg 体験ワークショップ(冬)のようす

5_書籍.png                    使用したテキスト

この日のテキストはこちら→『住まいの知恵袋』

協力:都市イノベーション研究院・建築計画研究室、同研究院・建築環境工学研究室

(担当:地域連携推進機構)

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