Y-Plat&NCC メールマガジン

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Y-Plat&NCCメールマガジン Vol.4

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Y-Plat&NCCメールマガジン Vol.4 注目トピックス

はじめに

 2026年度が始まりました。今年度は年4回、地域連携に関わる活動報告とイベント等のお知らせをいたします!よろしくお願いいたします!

地域連携コーディネーター 今福 嶺

羽沢横浜国大駅周辺Core:3/15にeスポーツ体験会開催!

 羽沢横浜国大駅周辺Coreでは、本学教員の研究活動の羽沢地域への周知・発展を図るため、研究室とコラボした「まちラボ!まちと大学がつながるラボ」を開催しております。

 315日(日)には、運動生理学がご専門の時野谷先生とゼミ生による「eスポーツ体験会〜親子で心拍数の変化を感じよう〜」が開催され、8名が参加しました。 switchスポーツのような体を動かすゲームはもちろん、ぷよぷよのような体を動かさないゲームでも心拍数は増加しており、身体的な負荷が生体への応答が確かにみられることがよくわかりました。

 今後もeスポーツを活用して、子どもの運動機会の見直しや、体が動かしにくい高齢者等の運動機会の創出につなげていきます。

eスポーツ体験会の様子

 大学の学生・教員の活動を地域にひろげ、知ってもらうイベントシリーズ「まちガク!」「まちラボ!」は2026年度も開催予定です。

 また現在、YNU BASE HAZAWAに新たに設置するファーニチャーの制作を行っています。 ソフト面・ハード面からの魅力増進を図っていきますので、今後とも最新情報にご注目ください!

羽沢横浜国大駅周辺Core(機構HP)

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横浜都心Core:3/26,29に防災まち歩きゲーム開催!

 横浜都心Coreでは、「YNUアーバニストスクールプログラム2025」ソーシャル・イノベーション班が提案した「防災まち歩きゲーム」が3/26,29に関内エリアにて開催されました!

防災まち歩きゲームの会場となったBenten103

 ソーシャル・イノベーション班は関内にはオフィスワーカーなど多くの来訪者がいることから、そのような住民以外の人々にも関内で起こり得る災害のリスクや、発災時にどのように行動するべきかを学んでもらう必要がある、という課題意識からこの企画を提案しました。
 まち歩きゲームは、地震が発生したと想定し自分たちで考え行動を選択したり、休憩時に関内の個性ある飲食店で食事をしたり、と防災の知識と関内の魅力の両方を知ることができるプログラムを行いました。

 当日の様子はタウンニュースでも紹介されています!
「防災備え関内まち歩き 社会人・学生が企画」(タウンニュース, 2026/04/02
https://www.townnews.co.jp/0113/2026/04/02/831097.html

 横浜都心Coreでは、今年度もアーバニストスクールプログラムを始め、横浜都心エリアの複数拠点を活用しながら、地域課題解決につながる活動を実施していく予定です。
イベント等の情報は今後もメールマガジンにて発信していきます!

横浜都心Core(機構HP)

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新湘南Core:2/21にてくてくてっく最終発表会を開催!

 新湘南Coreでは、「てくてくてっく」という、"てくてく"と歩くことや、てっく(=テクノロジー)を知ることを通して、日常生活における健康や暮らしやすいまちについて考えるワークショップを開催しています。

 2026年2月21日(土)に第5回てくてくてっくワークショップ『私たちごととしてのみち・まち点検』を実施しました。

 当日は、まち歩きを実施し、地区内で健康づくりに活用できそうな「わくわく」する空間活用についてブレーンストーミングをしました。その後、グループワークでは共助の観点から健康づくりに関する今後取り組むべき活動を抽出し、今後の健康まちづくりの方向性について議論しました。また昨年度の成果報告として公開の最終発表会を実施しました。周辺住民や神奈川県庁の方に出席いただき、1年間の取り組みについて講評をいただきました。

 

各グループそれぞれ"わくわく"を見つけるみち・まち点検

 

"わくわく"の可能性を広げられる場所を各グループで想像しAIでイラスト化

最終発表会の様子

 今年度「てくてくてっく」ワークショップも毛族して実施いたします。今年度は、新湘南共創キャンパスだけはなく、より村岡地域で広く実施したいと考えております。近日中に、ワークショップに参加者を募集予定です。ぜひご期待ください!

 昨年度の成果をまとめた報告パネル展示会を順次実施しております。4月は村岡地域の新しい村岡市民センターにて実施し、5月8日から5月29日まで藤沢市役所1階ロビー展示スペースにて展示しております。6月にはYNU BASE HAZAWAにて展示予定です!

村岡市民センター展示の様子.jpg

村岡市民センターでの展示の様子

藤沢市役所_展示スペース全景.jpeg

藤沢市役所での展示の様子

新湘南Core(機構HP)

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県西Core:2/9にネクストコラボレーション交流セミナーを開催!

 県西Coreの活動として、「海トーク」および横浜国立大学主催「ネクストコラボレーション交流セミナー」を実施しました。

 海トークでは、海・地域・産業をテーマに多様な立場の参加者が集い、現場の課題や可能性について率直な意見交換が行われました。

 また交流セミナーでは、産学官民連携による地域共創や海業創出をテーマに、研究拠点の取組紹介やパネルディスカッションを実施。参加者同士の新たなつながりや、今後の協業に向けた具体的な対話が生まれる有意義な機会となりました。今後も拠点として、実践的な学びと共創の場づくりを進めていきます。

海トークの様子

交流セミナーの様子

 4月は県西Coreにて2つの取組を実施予定です。真鶴臨海環境センターでは、施設や研究、海の魅力を伝えるオープンラボを開催。加えて、南足柄市の林業課題を起点としたクリエイター・イン・レジデンスの参加者募集を行い、地域と創作をつなぐ実践の場を創出します。多くのご参加をお待ちしています

県西Core(機構HP)

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地域課題に関するアンケート調査結果のお知らせ

2025年度に、機構では、本学が設定している重点エリアでの連携先を中心に、各地域で抱えている課題を抽出するため、アンケート調査を実施しました。 アンケートへの回答にご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

回答数は25と多くはありませんでしたが、ご協力いただいた方々からの回答を踏まえて、調査結果を整理しました。

0. 要旨

調査の結果、各地域に共通する課題として、 「地域コミュニティの希薄化と担い手不足」 、 「新旧住民の交流不足」 、および**「産官学の連携不足による活動の断片化」**が浮き彫りとなりました。特に、地域活動を支えてきた層の高齢化が進む一方で、若年層や学生の地域参加が極めて限定的である現状が指摘されています。大学に対しては、単なる「調査・研究」の対象として地域を捉えるのではなく、以下の役割を果たすことが強く期待されていることが示されました:

  1. コーディネート機能: 分断された活動を統合し、地域の将来ビジョンを共有するためのハブとしての機能。
  2. 実働型の人材提供(伴走支援):学生が地域に居住し、中長期的に活動へ関与することで、コミュニティを活性化させる原動力となること。
  3. 専門知識の社会実装: 防災、ウェルビーイング、都市デザイン、脱炭素などの分野における学術的知見を、具体的な地域活動や政策提言に結びつけること。地域の切実なニーズとして、大学施設の開放や、学生による「寺子屋」のような教育支援、専門家を交えたサイエンスコミュニケーションの場づくりなどが挙げられており、大学が「開かれた知の拠点」として地域に深く浸透することが求められています。

1. 地域連携における主要な課題

アンケート回答から抽出された、各地域が共通して抱える課題を整理します。

コミュニティの持続可能性と担い手不足
  • 自治会加入率の低下と高齢化:自治会加入率が低落しており、地域活動の担い手が70〜90代に偏っている。世代交代が進まず、活動に濃淡が生じている。
  • 住民意識の乖離:住民の地域参加への意識が低く、特に新しく流入した住民や学生、マンション住民との接点が少ない。
  • 学生の未参加:大学周辺に多くの学生が居住しているにもかかわらず、自治会への加入や地域活動への参加が非常に少ない。
組織間連携と調整の不備
  • 活動の断片化:複数の大学や組織が関与していても、活動がバラバラで将来ビジョンが共有されていない。
  • 行政との温度差:地域防災などの重要な取り組みにおいて、行政(県庁など)の関心が低く、アンケート協力が得られないなどの障壁がある。
  • 視野の狭窄:自治体の視野が狭く、積極性に欠ける場合がある。
地域特有の懸念事項
  • オーバーツーリズムとインフラ:観光客受け入れによる交通渋滞や騒音、ゴミ問題、民泊利用による空き家不足が深刻化している。
  • 移動と安全:坂道が多く高齢者の移動が困難であることや、駅への連絡路に歩道がなく危険であるといったインフラ課題が指摘されている。

2. エリア別の具体的状況とニーズ

各対象エリアにおける特有の課題と期待を以下の通り分類しました。

エリア

主な課題

大学への具体的な期待

横浜市郊外

(羽沢・常盤台)

学生の地域活動への不参加

移動手段(坂道)の不足

新住民との交流欠如

学生による「寺子屋」の開催

留学生との交流

大学施設の開放

地域課題実習によるモデル構築

湘南

(藤沢・鎌倉等)

新駅周辺開発の住民浸透不足

ウェルビーイング分野の連携弱

若年層の受診・ファン作り

コーディネーター役

学生による先導的行動(リーディングアクター)

第三者的立場からの調査・分析

横浜都心

(関内・桜木町)

地域防災連携の難しさ

企業・団体との繋がり方の模索

都市デザインの認知拡大

中長期的なフィールドワーク

学生と地域コミュニティが混じり合う環境創出

実践的な議論の場づくり

県西

(箱根・小田原等)

人口減少・財源不足

オーバーツーリズム

自治体の積極性欠如

学術的視点からの新提案

自治体の取り組み事例紹介を通じた研修

生の声の捕捉

横須賀三浦

(鎌倉・逗子等)

空き家対策の形骸化

医療・健康増進における

「取り残さない」姿勢の構築

課題解決への伴走支援

ELSI(倫理的・法的・社会的課題)的活動、公共政策への提言

3. 大学および学生に対する期待と役割

地域社会は大学に対し、単なる教育機関以上の多角的な役割を求めています。

① 伴走者としての役割

「社会実装のフィールドとして地域が使われていることに住民が嫌気がさしてきている」という指摘があり、単発の調査ではなく、地域のニーズに基づいた「伴走支援」が求められている。

② 専門知の提供と社会提言
  • データ活用:地域包括支援センターに繋がっていない住民の把握や、脱炭素ライフスタイルの啓発など、データや知識に基づいたアイデアが期待されている。
  • 中立的な調査:病院職員が行う調査ではバイアスがかかるため、学生や研究機関という立場からの客観的な調査・分析が重視されている。
③ 教育・人材育成の拠点
  • 学生の成長:「あらゆる分野で活躍できる学生を育成してほしい」との要望があり、地域活動への参加が学生自身の成長(対人経験、倫理的思考の育成)に繋がることが期待されている。
  • エクステンション講座:市民大学的な講座の開設や、一般市民を対象とした継続的な学習機会の提供が求められている。
④ 空間・場の提供
  • 交流拠点:大学内に公園を作る、あるいは「YNU BASE HAZAWA」のような施設を活用して、留学生との交流や、地域の誰でも立ち寄れる「居場所」を構築することが期待されている。

4. 特筆すべき提案と引用

調査結果の中で、今後の連携のヒントとなる具体的な提案を抽出しました。

  • 防災意識の向上:「平時のつながりが災害時の共助につながる。大学が関わることで地域の防災意識が高まる」。
  • サイエンスコミュニケーション:「研究・医療・市民の3者によるサイエンスコミュニケーションや、市民参加型の生命倫理を考えるELSI的な活動」。
  • 学生の居住と貢献:「地域連携の一丁目一番地は、地域に住む学生がどのように地域に連携していくか。全国のモデル地域を構築していただきたい」。
  • 独自の活性化: 「街は画一的な再開発の時代から、地域独自の活動で活性化を図る時代。大学が地域に入り、成功事例を作る意味は大きい」。
  • 子供への啓発: 「子どもたちが、未来の村岡を想像し、それに自分が関わるチャンスがあることの啓発」。

各地域からの回答は、大学が地域にとって「単なる近隣施設」から「不可欠な共創パートナー」へと進化することへの強い期待されました。特に、学生が「お客さん」としてではなく、地域住民の一員として主体的に関わる仕組み作りが、今後の地域連携の成否を分ける鍵となりそうです。今後は、既存の活動成果を振り返りつつ、それらを次なる取り組みに最大限活用するために、継続的なサイクルにつなげていきたいと考えています。

メールマガジンのバックナンバーを機構HPに順次掲載しております。

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2026.05.11 Mon
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