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羽沢横浜国大駅 環境デザイン

ユニットの活動内容(進捗状況報告を含む)

 2019年11月30日に相鉄とJRが繋がることにより開業が予定される「羽沢横浜国大駅」は、改札からホームまでが遠いこともあり、利用者の改札への適切な誘導が課題とされる。相鉄線「緑園都市駅」同様に到着サイン音を改札内外に流す、サインや照明のデザインによって誘目性を高めるなど、快適に利用できる駅空間の環境デザインが必要と考える。申請者ら(船場・植村)が開発に携わった緑園都市駅の到着サイン音「アンダンテ」が好評なことから、相鉄としては他の駅にも取組みを広げたい意向であり、注目度の高い「羽沢横浜国大駅」についてもオリジナルのサイン音を制作することを計画している。
本プロジェクトでは、フェリス女学院大学と連携しサイン音の制作だけでなく、駅全体の音環境や視環境、温熱環境など、国大生を多く含む利用者にとって快適な空間のあり方を検討する。特にサイン音の制作においては、制作する音の長さや雰囲気など、条件の洗い出しを国大生が担当し、実際の音の制作はフェリスの音楽学部の学生有志が担当する。

地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか

 羽沢横浜国大駅は、改札口からホームまで高低差が大きく、改札付近で次に来る電車の種類や接近の雰囲気を実感することが難しい構造である。このような構造の場合、電車音が聞こえる場所に至った途端に走り出す乗客が多数発生するため、高齢者や子どもは勿論のこと一般利用者にとっても危険を伴いやすい環境といえる。また、多くの近隣住民が高低差のある住宅街から駅へアプローチするため、高い運動負荷の下、夏季は木陰の少ない輻射環境に晒され熱中症リスクが高く、歩行速度の緩やかな高齢者や障がい者、子どもはさらにそのリスクが高まる可能性がある。夜間は少ない街路灯に対して不安感を抱きながらの移動となることが予想される。このため、当該プロジェクトを通して快適性の高い駅空間の環境デザインを検討することで、近隣の街全体の居住環境を向上することに繋がる。
特に、駅の音環境については、サイン音をホームではなく、改札口付近からのアプローチに流すことで、乗客が落ち着いて行動し、駆け込み乗車が減ることが緑園都市駅で実証されている。羽沢横浜国大駅を、より安全で安心できる駅にデザインすることは地域課題の解決につながるものであり、相鉄・フェリス女学院大学という地域の組織との連携を推進することにも寄与するものである。

メンバー

活動代表者:田中 稲子 新しいウィンドウが開きます (都市イノベーション研究院)
 分担者等:船場 ひさお (地域連携推進機構)
      鈴木 昭彦  (相鉄ホールディングス株式会社)
      植村 亜由美 (フェリス女学院大学)

学外連携先

相鉄ホールディングス、相模鉄道、フェリス女学院大学
(協力:常盤台連合町内、羽沢南自治会、北部自治会、住好自治会)

(担当:地域連携推進機構)

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