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新音響文化研究会

活動の目的と内容

 このユニットは、「サウンド・アート」というジャンルの拠点を横浜市内に形成することを目指します。事業の総括責任者である中川は、2011年度以降、年に1,2回のペースで大学外部でサウンド・アート関連のイベント――ワークショップ、トークイベント、シンポジウム、レクチャー、パフォーマンスなど――を開催してきました。サウンド・アートというマイナーなジャンルに特化した文化的拠点は国内にはありません。なので、大学機関がサウンド・アートに特化したイベントを継続的に開催していく事業は、大学内外への文化的かつ教育的効果(のコストパフォーマンス)が高い事業です。地道に、しかし定期的にイベントを開催し続けることで、横浜にサウンド・アート研究の拠点があると知らしめることが本ユニットの活動目的です。

 *2023年度に実施を検討しているのは以下の事業です。以下のプロジェクトそれぞれの進捗状況に応じて、可能なプロジェクトを進捗させます。

(1)城一裕(メディア・アーティスト、九州大学准教授)によるワークショップとライヴ・パフォーマンス(場所:横浜野毛zartなどを想定)、(2)地域連携推進機構成長戦略教育研究センター客員教授である船場ひさお先生とともに羽沢横浜国大駅と協働作業の可能性、(3)瀬藤康嗣氏(サウンドアーティスト、フェリス女子大学准教授)との協働作業、(4MUSICITYNick Luscombe氏とのサウンドインスタレーション・プロジェクト など

地域課題解決・地域連携推進にどのように貢献するか

 本ユニットは、横浜市内にサウンド・アートというジャンルの拠点を形成しようとするものです。新音響文化研究会と名乗ることで、アートに関わる実践的プロジェクトのみならず、研究会やワークショップの企画も構想しています。2023年度も、定期的なイベント開催を通じて本学の教育研究に貢献するとともに、サウンド・アート研究の拠点としての認知度を高めるよう努める予定です。結果的に本ユニットの活動は、「市民の創造性が発揮できる環境を整える」という横浜市の文化芸術政策に関する方針(「文化芸術創造都市・横浜」)に適合的なプロジェクトであり、横浜市の文化的状況の向上にもつながると考えています。

*なので、本ユニットは「①地域の企業・団体等と締結した連携協定等を活用して地域課題解決を推進するユニット」ではないかもしれませんが、その(3)活動内容は「②教育研究活動等の特色と強みを発揮しながら広く地域社会と連携して地域課題解決に貢献すること」です。

メンバー

活動代表者:中川 克志 新しいウィンドウが開きます (都市イノベーション研究院)
学内分担者:榑沼 範久 新しいウィンドウが開きます (都市イノベーション研究院)
      平倉 圭   (都市イノベーション研究院)
      須川亜紀子 新しいウィンドウが開きます (都市イノベーション研究院)
学外協力者:船場 ひさお (駿河台大学)
学外協力者:瀬藤 康嗣  (フェリス女学院大学)
      城 一裕   (九州大学)
      Nick Luscombe(MUSICITY)                    

(担当:地域連携推進機構)

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