今までの地域づくり、特に国家間の国際協力の分野では、支援するものとされるものが二分化した「技術協力型」の支援が主流であった。しかし、近年、中央政府どうし（G to G）の協力の流れとは別に、「地域間協力（国内外の複数地域における共通課題の双方向的な学びを通じた課題対処のあり方）」という構想の可能性および具現化を試みる動きが、先進国と途上国、都市と農村などという旧来の枠を超えて、国内外で広がっている。これは、SDGs（持続可能な開発目標）が、国の社会経済状況に関わらず適用されるという、現在の潮流とも整合性がある。今回の「公開ディスカッション」では、黎明期にある「地域間協力」というよりフラットで双方向的なアプローチを通じた、コミュニティ・デザインを構想・実装・研究されているパネリストをお迎えし、このアプローチの現在と未来について、日本、アジア、アフリカ、中南米での試みを紹介していただき、闊達な対話をしていただく。

SDGs時代のコミュニティ・デザインのかたち
「地域間協力」の可能性と展望

日時

2019年2月6日（水）、10時開場、10時20分開演、12時30分終了

場所

横浜国立大学メディアホール（中央図書館に併設）
キャンパスマップ （S3-6）

総合司会

総合司会：佐藤峰、モデレーター：小林誉明

プログラム

10:30-40 (趣旨およびユニットの説明)：椛島洋美（ユニット代表）
10:40-11:40(パネリストによる活動紹介)
11:40-12:30（パネルディスカッション）

パネリスト

奥井利幸（野毛坂グローカル代表）
木村剛（グローカル研究所代表）
小林由里子（日本総研主任研究員）
トニー・ジャスティス（アフリカヘリテイジコミティ理事長）
（五十音順、敬称略、予定）

主催

横浜国立大学地域連携機構ネクストラボ（地域間協力ユニット）

共催

横浜国立大学国際社会科学研究院（国際開発ガバナンスEP）
横浜国立大学都市イノベーション研究院（グローバルスタディーズ・地域社会共生ユニット）

申込み方法

申し込みは不要です

問い合わせ先

小林誉明（横浜国立大学国際社会科学研究院 ）
メールアドレス：kobayashi-takaaki-gvynu.ac.jp